かわいいのに“甘すぎない”。絶妙ピンクドレス＆似合わせヘア

艶っぽいローズピンクは、色そのものが醸し出す雰囲気が大人っぽくてエレガント！色みが濃くスカートにボリュームがある場合は、デザインを潔くシンプルにすることで、より甘さを引き算できて好バランス。

ローズピンクドレスの似合わせヘア

大人っぽくてボリューミーなドレスには、シンプルなダウンヘアがぴったり。表面はしっかり巻きつつ、ポイントで束感を残してメリハリを出し、セミウエットな質感とサイドパートで艶っぽいニュアンスをプラス。ヘアアクセはなしでイヤリングのみにしたり、ベージュ系のリップで抜け感を出したりするのも今っぽさのポイントに。

くすみトーンで甘さを引き算した、大人の肌にも寄り添うベージュピンクのドレス。デザインやラインがシンプルな分、ドレス全体に飛び交うゴールドのグリッターラメで、華やかさと主役感をアピール。

くすみピンクドレスの似合わせヘア

品よくレディーなドレスには前髪を左右にざっくり分けた抜け感あるハーフアップがおすすめ。ネイビーのベロアリボンで落ち着きと上品さを高めつつ、リボンの輪をあえて大きめにすることで華やかさもアップ。リップはドレスよりやや明るめのくすみピンクにすると、ほんのりフレッシュ感をプラスできてちょうどよいかわいさに。

グラデーションを利かせたピンクのチュールをレースの内側に忍ばせることで色みを抑えた、技あり＆スタイリッシュなソフトAラインのドレス。サーモン系の淡いグラデピンクは肌なじみもよく、大人花嫁にもしっくり。裾にちりばめたトレンドの3Dフラワーにもほんのりピンクがあしらわれていて、一段とおしゃれ。

グラデピンクドレスの似合わせヘア

色みもシルエットもすっきりしたドレスにはスタイリッシュなローテールがマッチ。後れ毛を巻いてニュアンスをつけ、くるりんぱを２回すれば後ろ姿までこなれた雰囲気に。ヘアアクセをボタニカル柄×シルバーのコームで辛口にした分、リップでピンク感を足すと、トレンドのピンクワントーンの花嫁メイクが引き立ち、洗練されたバランスに。

シルエットで甘さを抑えたいなら、スレンダーラインやマーメイドがおすすめ。2022年のトレンド“ラッフル（ひだ）”を利かせた軽やかなスリーブや落ち感のきれいなシフォン素材、ハイウエストラインのビージングなど、ビンテージ感を醸し出すデザインも、かわいすぎない絶妙バランスの秘訣（ひけつ）。

スレンダーピンクドレスの似合わせヘア

編み下ろしにゴールド×パールのフラワークリップをちりばめて、ビンテージテイストを強調。編み込みに生花を散らすとかわいくなりやすいけれど、メタリックなアクセを使うことで、程よくビターに味付け。トレンドのパールをイヤリングにも利かすと、より一層今年らしさがアップ。

Vネック×キャップスリーブのクラシカルなデザインで甘さをセーブ。透け感のある大輪のフラワー柄や所々にあしらわれたピンクゴールドの刺しゅうなど、上質感のある素材も甘さのコントロールに一役。肌と溶け合うようなピーチピンクも上品。

クラシカルピンクドレスの似合わせヘア

シニヨンヘアはふわふわに巻いたり後れ毛をたくさん下ろすとスイートになりやすいので、シンプルにまとめるのがコツ。後れ毛も抜け感になるくらいほんの少し引き出して。シルバーのティアラでプリンセスの気品もプラス。

取材・文／大平美和　撮影／柿沼 琉（TRON management）　スタイリング／為井真野（KIND）　ヘア＆メイク／長澤 葵　モデル／坂井花音　D／ロンディーネ　構成／伊藤りつ子（編集部）
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2022年2月時点のものです

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